上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
web拍手
--.--.-- -- l スポンサー広告 l top
没作品その1

リクに答えようと書いてみましたが、上手い事書けなかったモノたちです^v^
もったいないのでアップ!!

話しがぐだぐだでも許せるよって人むけです♪

志摩→燐で日常の風景
(寂しさの色)


いつもと変わりのない日常風景。
塾が終わった後の時間、教室に残り皆で先生から出された宿題をやっている。

いつもと変わらないはずなのになんとなく、今日はつまらないと志摩は感じた。



(いつまでしゃべっとるんやろう、あの二人)



勝呂と燐が長いこと話し合っていて一向に終わる気配がない。

主に勝呂が燐に授業の内容をわかりやすく説明し、
燐がそれを聞いて問題を解いているだけなのだが・・・・・
燐の物分りが悪いためその分時間もかかっていた。


すごく、ちょっかいをかけたい。


一人で静かにし続けるのがどうも苦手なのだ。
かといって子猫さんは邪魔すると怖いのでスルーする。


「そこ、ここに答え載ってましたよ。」
「お、サンキュー志摩。勝呂はケチだからすぐ教えてくんねぇんだよ。」
「誰がケチや!お前はもう少し自分の頭で考えろ。志摩も甘やかしすぎや!」
「へいへい。」
「そんな怒らんといて~」
「お前らはいつもいつもっ・・・まあ、ええからさっさと次の問題や!」
「へ~い」


また志摩は一人になってしまう。

(なんやつまらん)

シャーペンを器用に指先で回す。



と、しばらくすると



「志摩。」
「なんでしょう?」



がしっ、わしゃわしゃわしゃ・・・・

(え!?何が起こったん!!?なんで奥村君に頭なでられとるの!!?)


志摩は混乱した。
何故か燐が志摩の頭を乱暴に撫でているのだ。
これには勝呂も子猫丸も驚いて目をまん丸にしている。


「お前・・・なにしとんや?」
勝呂が恐る恐るといったように尋ねた。



「何って・・・・志摩に元気がなかったから撫でてみた。」
「奥村君ようみとりますね。」
「男同士で撫でるのありなん?」
「雪男が泣いた時はよくやってたからな~」
「「奥村先生に!?」」



勝呂と子猫丸はよくあの先生相手に頭なでたりできるな、
とか昔は泣き虫だったのだと聞いて驚いている。
志摩は初めはびっくりしていたが、

慣れてくると少し、

いやかなり恥ずかしくなってきた。



(ずっと見られとったんや・・・・)



「お、奥村君~もう元気出ましたから。手ぇどけてもらえます?」
「ごめん。いきなり悪かったな。」
「いいえ。奥村君のおかげで元気になれましたし。」
「何かあったらすぐに言えよな?俺、バカだから嫌だと思っていてもすぐに気がつかないから。」
「・・・・」
「ほぉ~・・・だったら宿題ぐらい自分で何とかしいや!」
「そんな!勝呂がいないと俺はやっていけないんだ!!」
「キモッ、お前ちょっと近づくな!」
「はははっ、坊は照れているだけですから。」
「子猫丸も余計なこと言うな!」



皆の会話が遠くに聞こえる。
頭がぼーっとしてうまく働いてくれない。

(え?何やこれ?)

男に頭なでられても正直嬉しくない、むしろ引いてしまう。
それなのに嬉しいと感じてしまう自分がいた。

なんて言ったらいいかわからない、ただ!



「奥村君・・・」
「?」
「惚れてもいいですか?」



そのあとの教室はご覧のとおりの有り様に。

お前のせいで志摩が汚されたと勝呂が怒り。子猫丸がまたまた冗談を、と笑う。

燐にいたっては無表情で乾いた笑い声をあげている。


気がつくと辺りは賑やかで、寂しさは消えていた。



(奥村君ってほんまにようわからんっ)
でも、悪い気はしなかった。



(その後のお話)

「奥村君、暇~。」
「ん?ん~・・・」


なにか暇になると志摩が燐に抱きつき、
燐がそれを受け入れ頭を軽く撫でてやる姿が塾生の間で見られるようになった。


「きっとあれは柔造の影響や」
「柔造さんですか?」
「あいつもようああやって志摩を甘やかしてたからな。」
「はぁ・・・・」


燐と志摩の間に微妙な関係が生まれ、それを周りの人間が生温かい目で見るようになった。




(おまけ2、その頃の雪男君)


「志摩君は人の兄に何をしているのでしょう?そもそもここは授業を受ける場所でそんな浮ついた行為をする場所ではないはずですが、なんで兄さんに抱きついているのでしょうか?ふ・ざ・けんなよ!!。」
ミシリッ・・・名簿が悲鳴をあげて曲がる。

(((何アレコワイ!!)))

雪男の裏人格は塾生(しえみちゃんと燐を除く)に知られるものとなった。


スポンサーサイト

web拍手
2011.05.18 Wed l 青の・小話 l コメント (0) l top

コメント

コメントの投稿












上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。