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・志摩燐・甘甘です
 恋人同士な二人のお話
(恋愛初級者)

『でさ~その彼氏があたしが欲しいって言ってたバッグを買ってくれたんだよね~』
『うそぉ、それ本当?あんたの彼氏いいよねぇ~
 あたしなんて休日はずーっと彼氏と家でごろごろしてただけだったのに。』
『ええ~何それうける。』


学校の休憩時間はいつもざわざわと賑やかで
特に女子の彼氏自慢や恋話が多くて
いたたまれなくなった燐は机に顔を伏せて寝たふりをする。



すると恋話に触発されたのか志摩のことばかりを思い出してしまう。
(志摩のやつなにしてんだろ?)


志摩に好きだと言われて付き合い始めたのはいい。

初めはドキドキもしたし一緒にいることが楽しかったけど、
こうして人の自慢話を聞いているとうらやましいと思う心ばかりが募ってしまって
何のために志摩といたかったのかわからなくなってくる。




(別に鞄とか欲しくねぇし、時間あったら志摩と一緒にいるし・・・・)




何で一緒にいるんだろう?
放課後、志摩と一緒に帰っている時にも


ふと、


その疑問が頭を横切る。



「どうしたん?奥村君?」
「あっ・・・いや・・・なんでもねぇよ。」
「今日はぼーっとしとるね。体調悪いん?」



俺はこんなこと考えてたのに志摩は優しくしてくれるんだな、と罪悪感がこみ上げた。



(やっぱこんなの良くねえよな・・・)
優しい志摩を見ていると自分が情けなくなる。

朝の女子の言葉を思い出す。


別に鞄や物が欲しくて志摩といっしょにいるわけじゃぁない。
だったらどうしてこんな気持ちになるのか。


あってないような頭で考えて考えて、い~っぱい考えて・・・・・

ボンっ!!
青い炎が頭から飛び出た。


「うわぁっ!!奥村君が火ぃ~吹いた!!ほんまにどうしたんですか!?何か悩み事でも!!?俺に出来ることは何かない!?」


志摩が一人慌てている。

頑張って火を隠そうと布をかぶせたり人目に着かないように守ってくれたり、
今まで見えなかった志摩のかっこいい所がいっぱい見えて来た。


「あ~・・・なんかわかったかも。」
「何がですかぁ!?(泣)」

火はすぐに消えて志摩も布も無事にすむ。




覚悟が決まった。

燐は志摩と少し歩いてファンシーな小物が置いてある店の前で立ち止まる。
そこには前から気になっていたクロそっくりのキーホルダーがあって・・・・・

顔を引き締めた燐は
すこし頼りがいのでてきた恋人に一つ、初めてのお願いをすることにした。


「志摩、あそこの店のさ・・・・猫の人形・・・」
「人形?」
「が、ほ・・・ほしい・・・・・です。」
「へ?」

ぎゅっ・・・・

不安で志摩の服の端を掴む。
沈黙が長くてやっぱ駄目だよな~とか、甘えすぎだよば~か、と心の中で自分を罵ってしまう。


「志摩?」
(やっぱ駄目だよな?)


これまでにも人との関係ではいっぱい失敗してきた。
今回もきっと駄目なんだと、
諦めて顔をあげると志摩の顔は何とも言えない奇妙な顔で・・・・・


「お」
「お?」
「奥村君が初めておねだりしてくれたぁぁぁぁぁ!!神様ありがとう!!奥村君ありがとう!!奥村君いつも壁があって甘えてくれなくて寂しかったんですよ!!どれです!?どの人形がええんですか!!?」


ものすごいはしゃぎっぷりにさすがの燐も驚いた。
(甘えていいのかよ・・・・)


心の中でつっかえていたものが取れたようにスッキリとした気持ちになった。


「なあ、おそろいの物にしねぇ?」
「はい!はい!!奥村くぅぅ~ん!」
「ばか!こんな所で抱きついたら・・・・・」


と言いながら、
燐も志摩をぎゅっと抱き返していた。


「志摩のば~か・・」
「奥村君ひどいですわぁ。」
「じゃあ好き。」
「本当に!?」
「やっぱ駄目、恥ずい」
「奥村君って照れ屋さんなんやね。」


どうやら俺は志摩のせいでずいぶんと甘えん坊になってしまったらしい。


「俺、カッコ悪いよな。」
「そんなことないですわ。奥村君は戦ってる時ものすごくカッコよくて、俺の前では可愛いですもん。」


甘い言葉に息が詰まって、
顔が熱くなる。


「志摩のタラシめっ・・・」


今度は当分熱も冷めそうになかった。





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(あとがき)

サノツキ様、大変遅くなって申し訳ありませんでしたぁぁ!!
できるだけ甘くしようと恋人になったばかりの二人を書かせてもらいました^v^
う、うまくリクエストにこたえられていると良いのですが・・・・・

恋人だったり仲の良い人と長くお付き合いしていると時にはどうしてこの人のこと好きだったんだろう?
見たいに疑問がわくことがあります。
人にこんなことがあったと自慢されると特に自分の所はなんでこんなに冷めてるの~?・・・なんてw
でも良く考えると他人がやってもらった行為をそのまましてもらいたいのではなく、
本当は自分なりにその人に甘えたかったり、愛してもらいたかったりするんですよね;

つまり寂しくなる。

この話では燐にその辺の感情を出してもらいました^v^
燐は~・・・・初めは人の間に見えない気付けない壁を作っていて
人と離れることに身構えている姿勢があるのでそこに少し寂しさを感じます;;
漫画で皆と食事している時の燐の考えが切なすぎた;;

志摩さんは~漫画では何も出来なくていいから燐と普通に接してあげて欲しいですね。
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2011.05.03 Tue l 捧げもの l コメント (1) l top

コメント

No title
このあまあまっぷり・・・っ!
たくさん胸キュンいただきました!
りりり燐がああまあまま甘えるとか・・・ぐべらぁ^p^
おっと可愛すぎて吐血してしまったよ
つまりはおいしくいただきました!ごちそうさまです!
ありがとうございました!

2011.05.06 Fri l サノツキ. URL l 編集

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