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「燐も兄上も嘘つき・・・・・。」

ちっちゃいアマイモン。
何故か拗ねてます・・・・。
描いているうちにズボンが大きすぎてスカートみたいなことにww
髪の毛は~カボチャカラー。
何処まで行っても野菜色です(-v-)
(貴族の子供と???)


彼の手は幼い僕にとって魔法の手だった。

「ん、人形治ったぞ。・・・なるべく大切にしてやれよ。」

僕よりもずっと年上の彼は、今日も僕がボロボロにしてしまった犬の人形を治してくれる。

「・・・・壊れても代わりを買えばいいです。」

そう本心を告げると彼は笑いながら、

「物を粗末にするなっ。」
「っ!!痛いです。」

僕に問答無用でチョップを食らわせた。
アマイモンの父も兄も名の高い貴族であるためか、
アマイモンは幼いころからこのようにはっきりと叱られたことはなかった。
周りの使用人も教育係も父の力を恐れて手を出せなかったためだ。

それならアマイモンに失礼な態度をとるこの男は何者なのか、
いつも不思議に思っていた。

「貴方は何者なのですか?」

綺麗な服に身を包み、館の奥にいる貴方は・・・。

この質問をすると彼は決まって困った顔をする。

(・・・きれいだ。)

光の角度によって彼の髪は時折青く透き通った色になる。
まるで人ではないような、そんな風に感じるのだ。
彼は僕の目を見て、質問には答えないで僕の頭をなでた。

「腹減ってないか?」
「少しだけ。」
「じゃあ今日のおやつはクッキーにでもしてみるか。」

はぐらかされたと頭では思っていても、彼の正体より彼がどこかに消えないことの方が
アマイモンにとって重要なことで、あえてこれ以上追及するつもりはなかった。

「燐・・・今日の夜、暇なので遊びに来てください。」
「また寝る前に絵本じゃなくて分厚い本を読めってことか?」
「今日は燐が好きな料理についての本です。」
「マジか!?」
「包丁の歴史について。」
「うえっ、なんかつまらなそう。」

『燐』とは僕が彼について唯一教えてもらった情報、彼の名前だった。
・・・・きっと僕以外誰も知らないであろう名前。

燐、燐っ、ずっと僕の友達でいてくださいね。
そう言えば燐は当たり前だと僕の頭をまた撫でてくれた。















あとがき


燐は燐のお母さんに惚れていたサタンが死んだお母さんの代わりに手元に置いてる存在という設定。
将来燐に惚れたアマイモンが燐と駆け落ちするかは謎。
きっとライバル多いですww
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2010.08.22 Sun l 青の・絵 l コメント (0) l top

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